麻衣先輩推しによる【青ブタ】映画の感想




本記事は青ブタの映画【青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない】のネタバレあり感想になります。

ネタバレなしの感想も近日中に投稿予定です。ネタバレなしを読みたいという方はそちらをご覧いただければと思います。




正直に言うと少し舐めていました

誤解を招かないように最初に断言しておきますが私はTVシリーズで青ブタにドはまりしました。グッズなども数多く集め始めるなど、簡単に言うと信者になりました。


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ですが正直今回の映画はハードルを低くしていました。

☑可愛いヒロインズ(特に麻衣さんの可愛さは一級)

☑咲太の会話劇

☑思春期症候群を発症した少女たちの悩みを解決するストーリー

こういった点が抜き出ており非常にドはまりして信者となりました。

すごく好きな作品ですが

☑泣ける・感動する

☑伏線・シナリオの濃さ

こういった点ではそこまでの評価をしていなかったんです。

かえでの話は泣ける・感動する展開でしたが、その他ヒロインの解決回はそういったベクトルとしては捉えておらず、良い意味で”ちょっとした”いい話だなという印象。解決の仕方に関しても特に凄いテクニックや作戦で解決するという話でもないです。


というわけで本映画。予告を見る限り翔子さんの正体という伏線や病気が関連した感動ストーリーだな。その2点では正直評価していないから期待してよいのか・・・

こういった気持ちでした。(青ブタファンの皆様、キャストさんスタッフさん、原作者様すみません。)



ですが映画を観終えた今、その考えは一変しました。

本映画は感動という点でも伏線回収という点でも文句なしで素晴らしかったと思います。


翔子さんの伏線と咲太の伏線


翔子さんが未来から来たんじゃないか?

ここまでは予想されている方もある程度いたのではないでしょうか。

私もそのあたりの可能性を考慮しており、実際正解でした。

ですがそれだけでなく


“咲太の心臓を移植されて生き延びた”未来からきた翔子さん


これこそが真の正解でした。

“咲太の心臓をもった少女”ここまで予想できた人は多くないと思います。

未来から来た少女という安易な伏線回収ではなく、咲太の傷も絡めて同時に伏線回収する展開であり翔子さんの正体となっていて濃いシナリオだなと思いました。


麻衣さんの咲太への愛


「咲太が思っているよりも私、咲太のことが好きよ」

TVシリーズのときにも言っていましたし、本映画上でも言っていましたね。

【このセリフの掘り下げストーリー】これこそが麻衣先輩推しの私からみた率直な感想です。


咲太には私との未来を選んでほしい。咲太の性格上、翔子さんを救おうとしてしまうし、それを止めるということは嫌われてしまう。咲太に嫌われたくないよ、でも生きてほしい。


駅のホームやマンションの外で想いを感情をぶつけるシーンでのセリフから咲太をとてもとても愛している。咲太が思っているよりも、視聴者が思っているよりも、ずっとずっと麻衣先輩が咲太を好いていること愛していることが伝わります。

普段は尻に敷く年上なお姉さんであり、咲太は常に麻衣さん好き好き言っていますが、実は麻衣さんのほうが惚れている。命を投げ出すほどに・・・

こんな麻衣さんだから咲太は好きになった、そして私は麻衣先輩推しになった。そんな麻衣先輩が存分に感じられる。麻衣先輩の恋物語として辛く悲しくも素敵なお話でした。




キャラクターのみどころ

梓川咲太


自分が亡くなれば翔子さんは生きられる。麻衣先輩が悲しい想いをするが、それよりも命の方が大事だ。  → 最初はこの決断をした咲太

そんな咲太ですが最終的には麻衣先輩の涙を見たくない

この想いとなります。

麻衣先輩の大切さを痛感したと同時に麻衣先輩における咲太本人の重要度( = 麻衣さんだけが生き残っただけでは救われない)ということを深く理解したゆえの決断です。

それを保健室で翔子さんに伝えるシーン。どれだけ辛かったでしょう。この場面は胸が締め付けられました。


TVシリーズでは基本的にさらりと解決する・決める。そんな咲太ですが本映画ではもがき苦しむ。そんな彼の姿は涙腺にくるものがありました。


桜島麻衣


冒頭のシーンが狂おしいほど好きでした。

お料理で野菜を切っているところに翔子さんが訪ねてきた瞬間、にんじんを切る包丁の音が大きくなったり、「どういうこと?」(手には包丁を持ちながら)と咲太に問い詰めたり、あろうことかそのまま玄関に向かったりと・・・

咲太のことになるとむきになる点や鬼嫁てきな部分が麻衣先輩の魅力なのでこのシーンは麻衣先輩推しの私から見たらたまらない最高のシーンでした。

ちなみにこの包丁の場面では会場から笑い声が漏れてました。それほどおもしろいシーンになってましたね。


料理を食べた後にこたつ下で翔子さんは撫でるのに対して麻衣先輩はつねるのがほんとに・・・そういうところが好きなんだよなぁ可愛いんだよなぁ。

翔子さんを交えた修羅場が麻衣先輩の可愛らしさや魅力をマシマシにしていたと思います。

そんな感じで前半はいつもの麻衣さんの可愛らしさやツンツンさが出ていました。



そして中盤から終盤にかけては麻衣先輩の感情が爆発するシーンが多かったですね。

TVシリーズの2話とは逆で咲太を遠くへ遠くへと連れて行こうとする。

ホームで感情を爆発させ泣き崩れる。

そしてなんといっても事故死。

葬式のシーンの悲壮感、芸能人というデメリットによりテレビ番組で余計に心に突き刺してくる演出。麻衣先輩推しの私としてはほんとに辛い時間でした。


それゆえに過去に戻って再び麻衣先輩の姿を見ることができた瞬間はほんとに言葉にならないほど嬉しかった。そしてその後のハグも感動的だった。

TVシリーズの麻衣先輩お当番回も当然よかったですが、今回はそれよりもヒロインヒロインしていたと思います。

やっぱり麻衣先輩好きだ。これからもずっとずっと推し続けよう。

そう改めて強く思う本映画でした。


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牧之原翔子(さん)


不思議な存在で麻衣先輩の恋のライバル。

尻に敷く麻衣先輩とは対照的に優しく包み込むようなお姉さん。

そんな性格もあってか常にペースを握る存在でしたがウェディングドレスの試着の一瞬だけ戸惑うところがありましたね。

胸の傷を見られる → 心臓を移植されたとバレる

後半の方で失敗しちゃったっと言っていたのもここでしょうか。

咲太にバレて苦しめてしまうかもしれない。だから試着まではしないと思っていたけれど、好きな咲太に着てみたらといわれた嬉しさゆえの失敗。

咲太を救うためにやってきた彼女ですが、一人の恋する少女としての弱さというか可愛らしさが出たシーンで好きです。


そして中盤~終盤で麻衣先輩の心臓を移植されました。

咲太が死ぬか翔子さんが死ぬか。その2択しかないと思っていたところに両方が生き残る選択肢となった。口は悪いですが翔子さんにとっては最高の展開です。

ですが彼女は言うんですよね「麻衣さんを救いに過去に戻りましょう。(私を救わず麻衣先輩を救って幸せになってください)」と・・・・


翔子さんのこのセリフ、シーンが悲しすぎて。ほんと救われてほしいと切に願った瞬間でした。普通こんなこと言えないですよ。咲太の幸せを願う翔子さんの気持ちが盛大に表現された悲しい場面でした。


牧之原翔子(ちゃん)


「私が猫を飼いたいといったら両親は認めてくれる。だから逆に飼いたいと言えない。」

病気で苦しむ自分の心配ではなく、それを看病する親の心配をしてしまう。そんな翔子ちゃんの真面目なところというか優しいところが垣間見える一言でした。


冒頭の教室のシーンで将来の目標を書けずにいる姿で始まり、終盤では将来の目標を書き手を挙げる。そして最後の海での笑顔。最高のハッピーエンドであり、翔子お当番回として素晴らしい物語。最高のヒロインだった。



咲太の心臓を移植される未来、麻衣先輩の心臓を移植される未来があったり、病室で咲太と麻衣が花丸をつけるシーンなどがありましたよね。

こういった表現が正しいのかわかりませんが2人の子供みたいな感じを受けました。


古賀朋絵


前半は今回の翔子さん(ちゃん)の主軸ストーリーには良い意味で関わってこない、平穏で癒しという立場・役割でした。「バリむか」「いっちょんわからん」いつもの可愛らしい博多弁も健在で、重たいストーリでの数少ない救いとしての役割が多かったですね。


そんな彼女の一番の見どころはやはり咲太を観測したことでしょう。


☑見えなくなった咲太を観測してくれるのは誰か?

☑麻衣さんの思春期症候群と逆で麻衣さんが見つけてくれるのか?


そう思っていましたが古賀ちゃんが観測してくれました。それもしっかり尻をけり合った量子もつれが伏線となっていてキャラの見せ場を作るのがうまいと言わざるを得ないシーンだったと思います。


ちなみに私が一番好きだったのは最後あたりのシーンで

「重役出勤か?」

「そういうシフト!!」

という咲太との会話劇です。

やはりこの会話劇が咲太の魅力であり、咲太&古賀ペアの良さですね。


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双葉理央


咲太・麻衣・翔子 3人を主軸とした本ストーリーの影の主役・ヒロインだったと思います。私としてはTVシリーズ7話~8話のお当番回よりも双葉に感情移入しました。


双葉の魅力は主人公に惚れないデレないところだと思います。8話で双葉の思春期症候群を咲太が救った。はいじゃあデレます惚れますという展開ではなく、あくまで国見が好きというところ。つまり咲太とは“友人”として大切な人だというところ。

→これが彼女の魅力だと私は思っています。


本ストーリでは、翔子を救うために自らの命を天秤にかけている咲太に対して“友人”として『死なないで、生きていて』という思いを涙ながらに訴えかける唯一の人物でした。


彼女としての麻衣の『死なないで』

☑ 恋している気持ちでの翔子の『死なないで』


この2つとは違い“友人”として『死なないで』と想ってくれる人がいる。そのことを伝える場面が多かった。

いつもは理科室に咲太が訪ねてきますが、今回はバイト先のファミレスに双葉が訪ねてくるというシーンがありました。これは咲太を心配している彼女の優しい気持ちが垣間見える良い演出だったと思います。

理科室の黒板で咲太を救う方法を必死に考えるシーンでも普段「ブタ野郎」と揶揄しているけどちゃんと大事に思っている。死んでほしくない。そんな彼女の心の叫び葛藤が聞こえるような瞬間でした。



豊浜のどか


翔子さんに対抗して咲太の家にお泊りしている麻衣さんと電話するシーンで料理を温めているところが個人的にツボでした。

家庭的な麻衣さんとは対照的で部屋を汚く散らかすのどか。うっかりというかポンコツというか残念というか(???「残念っていうなーーー!」)そんな彼女の可愛らしさが滲み出たワンカットだと思います。



梓川花楓


出番こそ少なかったですが、かえでの意志を引き継いで学校に行こうと頑張っている姿には感動でした。

髪を短くした姿もとっても可愛かったです。







総括

☑可愛いヒロインズ(特に麻衣さんの可愛さは一級)

☑咲太の会話劇

☑思春期症候群を発症した少女たちの悩みを解決するストーリー

☑泣ける・感動する

☑伏線・シナリオの濃さ

本映画は全てにおいて満足のいく作品。


劇場オリジナルストーリーとかではなくあくまで原作の続き(TVシリーズの続き)ですが、それまでの内容よりも一味も二味も濃い内容でした。


TVシリーズを観て青ブタのファンになりましたが、今回の映画をみて大ファンになりました。それほど今回の映画はTVシリーズの集大成としておもしろく、感動的で最高です。期待していたハードルを飛び越えて素晴らしい映画でした。



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